7月2日
27日にコクーンが千秋楽。翌28日はお昼から松竹座で稽古がありますので8時ののぞみに乗り、強烈な寝不足状態で今年3回目の大阪に来ました。
7月の松竹座の演目は長唄キラーみたいなものばかりで「お染の七役」は2時間弾きっぱなし、「封印切」も1時間20分弾きっぱなし、「丸橋忠弥」はそんなに忙しくはないのですが最後の立廻りの20分間が早い合方の弾きっぱなし、「俊寛」も始めの30分間用事がありますしとにかく忙しい黒御簾のオンパレードです。そこに出囃子が「操三番叟」に「身替座禅」、「歌舞伎の見方」にも演奏がありますので今月は全狂言用事があるという大変な状況です。ですから稽古中も座りっぱなしの弾きっぱなしで足が痛くて参りました。コクーンでは一ヶ月椅子で弾いていましたからなおさら正座が効きます。
てな事をやっているうちに今日は松竹座の初日。大きなトラブルもなく無事に終わりましたが夜の終演はずいぶん遅れました。終わったあとは大阪に来ると定番になっているいつものスポーツクラブに行ってプールでクーリングダウン。気持ち良かった。
6月は忙しかったですが1回公演の日には芝居を観に行ったり、本もいろいろ読みましたし、携帯電話をiアプリの使える「N503i」に機種変しちゃったし、いろんなことをしちゃった。
7月11日
今月は忙しい割にはどうも日にちのたつのが早いです。
私は序幕の「操三番叟」から「丸橋忠弥」「封印切」とやってちょっとホテルに戻って休憩、夜の「お染の七役」に戻ってくるのですが、どの芝居も始まると弾きっぱなしなので楽屋でぶらぶらしている時間というのがありません。幕間もあまりないので毎日ドドッと芝居が進んで1日終わると夜9時15分、プールに行って軽く食事してパソコンいじっているうちに寝る時間となり、こんな状態で10日を過ぎました。
このところ大阪はいつもの凄まじい暑さが戻ってきて楽屋に行くまでに汗びっしょりになります。楽屋に着いて「ひゃー暑い暑い」なんて言いながらシャツ一丁になって三味線を出すと何と!表皮がバッサリ裂けているではありませんか。

何度見てもこの図は精神衛生上良くありません
松竹座の楽屋は空調が良くないのでよく三味線が裂けますが、初日に「身替」の舞台で裂けた人もいて私のが今月二つめ。また三味線屋さんに急ぎで張ってもらって送ってもらわないと。
朝一番からちょっとショック!。
先月携帯電話をドコモの「N503i」に機種変したのですが、今まで使っていた「N501i」から比べると格段の進歩、使い勝手が良くなりました。「iアプリ」というのも早速いろいろダウンロードして遊んでいますが、あの小さな画面できれいにちょこちょこ動いてちょっとした暇つぶしにはいいです。
着メロも探すうちに「ハーフノート」というサイトの「ジャズ着メロ」を発見。全体的になかなかマニアックな曲揃えで、私も早速ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」「枯葉」、ジョン・コルトレーンの「マイ・フェバリット・スィングス」「ミスターPC」「モーメンツ・ノーティス」、バド・パウエルの「クレオパトラの夢」、カウント・ベイシーの「ワン・オクロック・ジャンプ」「エイプリル・イン・パリ」などなどダウンロードしてきました。16和音というのはきれいですね。
最近では楽屋内でも「勧進帳の寄せ」「騒ぎ」「松の翁」やらいろんな三味線音楽着メロが聞こえてきまして、これは譜面を見ながら自分で打ち込んだ物ですが私もマニアック黒御簾着メロで「八千代獅子」と「八人芸」を打ち込んでみました。
「八千代獅子」は「鏡山」の大詰、お初と岩藤の傘を使った立廻りや「助六」の水入りで助六と意休との立廻りで有名な曲。「八人芸」は「法界坊」の「しめこのうさうさ」のテツテツテレチンというやつですね。
「八千代獅子」は替手で八分音符が一杯出てくるので打っているうちに1パートでは規定数オーバーとなり、パートを3つに分けて256音という音符数をクリア。
「八人芸」はお囃子に特徴がありますのでリズムパートに似たような音色を探してやってみたらこれがなかなかいい感じに出来ました。
最近は着メロも同じような物が多いので、人のが鳴っているのか自分のかわかりませんからこの「マニアック黒御簾シリーズ」なら間違えないでしょう。さて第3弾は何をやろうかな。
7月14日
「丸橋忠弥」の大詰、最初の立廻りで演奏している唄入りの曲と「封印切」で封印を切った後、忠兵衛と梅川が二人きりになり為替の金であることを打ち明けると梅川が驚いて声を立てる、忠兵衛があわてて戸を閉めるとピーと笛が入り独吟になりますが、この曲はどちらも「お前の袖」という曲です。
「お前の袖とわしが袖、あわせて唄の四つの袖」
「路地の細道駒下駄の、胸とどろかす明けの鐘」
これは地唄「ぐち」の一節で、大阪の地唄の専門家の方の手と、長年上方歌舞伎の黒御簾を受け持ってこられた故中井猪三郎師、故杵屋富造師の演奏されていた手を杵屋栄左衛門師がまとめられて現在演奏している形になっています。代表的なところでは鳫治郎型の「封印切」の上記の件と幕切れの梅川の這入り、忠兵衛の這入りに独吟でゆっくりとしたノリで演奏されます。
一方「丸橋忠弥」で演奏されている方は、この芝居の立廻りのために上記地唄「ぐち」の「お前の袖」に「葛西念仏」の合方を組み合わせて編曲したもので(編曲者不明ですが三世杵屋正次郎師とも伝えられています)一つ鉦を打ち上げて唄にかかりあと迷子太鼓を打ち込んで使われています。他にもいろいろ殺しの場に使われています。
本来「お染の七役」の久松と喜兵衛の塀外の立廻りでも使われているのですが今月は同じ曲が重なったため今回は「待宵」の唄入りに変えてやっています。ちなみにこの「待宵」の前、喜兵衛が久松に一太刀浴びせられるところまで「葛西念仏」の合方を演奏しています。
歌詞も同じ、三味線の手も似ていますが唄が片方は独吟、もう片方は大勢で、と両方聴き比べてみるとまったく雰囲気が違いますのでご観劇の節には聴き比べてみてください。
普段でも芝居によって同じ唄、合方が重なることはよくありますが、こんなに特定の見せ場で使われる特徴のある曲が重なったのは珍しいです。
「丸橋忠弥」の序幕で、石を投げ堀の深さを測っている忠弥が伊豆守に傘を差し掛けられてびっくりして酔っぱらった体で花道に歩きかけますと伊豆守が「そちが名は」と聞きます。うっかり忠弥が「忠‥」と言いかけて「忠兵衛と申します」と言い直しますが、次の芝居が「封印切」でなかったら別に気にならないのですが終わってすぐ梅川忠兵衛ですから何となく可笑しいです。これが「忠太郎と申します」といって次が「瞼の母」だったらなお可笑しいですね。
7月25日
松竹座は残すところあと2日。
37度とか38度とか連日の暑さにやっつけられて中日くらいから息切れ状態、ようやくここまで来ました。どうも今月は疲れているのに寝付けなくて毎日意識のなくなるのが深夜3時4時、熟睡できていればいいのですがこれがどうも眠りが浅くうとう寝たかと思うとすぐ朝になって、起きるのが日に日にしんどくなってきました。
寝不足なので昼間は睡魔に襲われること度々、うーんきつい。
23日の若手勉強会も大盛況のうちに終わりました。勉強芝居の「封印切」も皆さん熱演でとても良かったですね。黒御簾は私が弾かせていただいたのですが、きっかけを取るのはもちろん台詞を聴きながらノリを考えたり音の強弱、ほかにもいろいろ自分で弾いてみて新たな発見がたくさんありまして勉強になりました。
「封印切」のカゲは1時間20分くらい休みなく弾きっぱなし。その間集中力を持続させるというのがまず大変ですが、全体に調子変わりは忙しいし、間に重要な独吟があり、後半竹本が入るとそれに調子を合わせたり、長い踊り地の弾き流しの間(忠兵衛と八右衛門がお金の事でいろいろやる件)も全部台詞を聴きながら弾かなければいけませんし「封印切」というとどうも憂鬱で苦手種目の一つでした。
しかし今月は本公演でも何回か代わりを弾かせていただいたりこの勉強会でも舞台をさせていただいたので、いままでもやもやしていたことが少しクリアーになってちょっとこの芝居に対する意識が変わりました。
「お染の七役」では今日から序幕の柳島から橋本に廻るところで、お染一行(福助さん、弥十郎さん、芝のぶちゃん)が客席をぐるっと歩くようになりました。今日は客席にNHKの葛西アナウンサーがご観劇、歩く途中に「これはこれは」と三人に拝まれていました。
「河内山」の「馬鹿めぇ」、「茨木」の幕切れでの綱の見得、「熊谷陣屋」の幕外、「そばや」の直次郎の出など他にもいろいろ、この一瞬この場だけ何度も見たい、酔える場面というのがあります。今月の「丸橋忠弥」のお堀に石を投げて音を聞くところもその一つになりました。丸橋忠弥というと「石を投げて江戸城のお堀の深さを測る」というのは子供の頃両親から聞いてはいたのですが、この芝居を見る(もちろん仕事でも)のは今月が初めてです。
酔っぱらいの体で犬を追っ払いながら花道に行く間、盆が廻って舞台は弁慶堀。あたりに人気のないのを見た忠弥の目が鋭くなって石を後ろに投げる、ドン、ドドドド‥‥石の沈む音に耳を澄ますとコーンと本釣、チンチン、テンテンと「木の葉の合方」にかかりますが、まぁどうも実にいいですね。三味線弾いていてとても気持ちの良い場面です。
8月2日
7月27日に松竹座が千秋楽。まあとにかく暑くてきつい一ヶ月でありましたが、扁桃腺も腫らさずに無事に終わることが出来ました。
楽の日、私は「お染の七役」の独吟が終わったところでお役ご免でした。独吟の終わるのが8時20分頃、最終ののぞみには十分間に合いますので指定も取っていよいよ千秋楽当日。
「俊寛」終了まではいつも通りの時間で進み「お染」もいつも通りに明きまして「これなら大丈夫かな」と思っていたら途中からいろいろ予期せぬ事が。
千秋楽と言うことで役者さん皆楽しんでいらっしゃいます。所々台詞が増えたり福助さんたちが客席を歩くところで吉弥さんまで出てきたり、なんだかんだ延びて終わって楽屋に上がってきたのが8時32分。またこの日は稽古場で舞踊会の下浚いがありまして、いつもより人の出入りが多いのでエレベーターがなかなか来ません。
難波8時46分発のの御堂筋線に乗らないとアウトなので大急ぎで三味線をたたみ浴衣を丸めて鞄に放り込んで楽屋を飛び出しました。
折から金曜日で外は人が多いし地下鉄の入り口まで行くのも一苦労。地下鉄のホームに着くと41分、前の電車が出たところで、これで予定の地下鉄には乗れますので一安心。
楽屋に戻って三味線たたんで着替えて駅に来るまでに約8分。巡業の時以来の久しぶりの「特A早支度」何とかなるもんですね。
東京に着いたら涼しくてびっくり、その晩は快適でよく寝られました。
8月の歌舞伎座は12日初日なので稽古の始まる6日くらいまではとりあえずお休みということで、本当に久しぶりのオフ。28日は今年に入って2日目のお休みとなりました。
今のところに越してから6年になりますが、たいてい松竹座や巡業の千秋楽と重なって今まで一度もこのマンションの売り文句だった「隅田川の花火がベランダから一望」というのを経験したことがありませんでした。しかし6年目の正直、今年やっとその機会が巡ってきまして初めてベランダでビールを飲みながら花火を見ることが出来ました。
心配だった台風もそれてマンションを抜ける風も涼しく、この日の東京は実に快適。「カンパーイ!」なんてビールをグビグビやっているうちに7時10分「隅田川花火大会」が始まりました。うちから会場までは約2キロくらい離れていますが(花火会場は平成中村座のあたりです)なかなか良く見えて、コンテストの時にはテレビ中継で題名を確認しながら見たり、1時間半のんびりと楽しい時間を過ごしました。
今回三脚を据えて久しぶりに花火の写真を撮りました。私が今使っている一眼レフは「キャノン EOS RT」。このカメラ「ペリクルミラー」という透過ミラーが装備されていて、一眼レフ特有のシャッターを切ったときのミラーの跳ね上がりがなく、その瞬間もファインダーがブラックアウトしないので被写体を見続けることが出来ます。それによってシャッターのタイムラグがほとんど0に近い、というもう10年くらい前のカメラですが今のカメラにはない特徴を持っている、なかなか面白いカメラです。花火の写真は絞り8から11、バルブで10秒くらいというのが大体のお決まりですがひっきりなしにシャッターを切っていますので1時間半で36枚撮りフィルム4本撮りきってしまいました。そのうちに写真アップします。

iMacが我が家にやって来た!
うちのデスクトップパソコン、Macの「Performa5320」がこのところ絶不調。発売された頃は当時最速のPowerPC 100MHz、これ1台でいろんな事が出来るオールインワンパソコンでしたが、これを買ってから5年の間のパソコンの進化は驚異的です。G3やiMac、G4など新機種が次々と出てソフトもマシンパワーを必要とするものばかり。私のG3カードを入れた「PowerBook2400」でも最近のソフトはちょっとしんどい感じがしてきています。新機種もいいなと思うのですが当家のマックは今まで故障なし、年賀状印刷したり青色申告やったりホームページを作ったり大活躍でした。最近では無理を承知で新しいOSにフォトショップやらイラストレーターやらグラフィック関係の重いソフトばかり動かしていましたからエラー、フリーズが頻発。そこにきてプリンターが壊れまして、これは一つ新しく買っちゃおうかということになり2日間くらい秋葉原で市場調査。31日にソフマップで2001年夏新モデルの「iMac」とプリンターを買ってきました。
雑誌は毎月のように読んでいますからUSBやらファイヤーワイヤーなど新しい規格や接続のことは知識としてわかっているつもりですが触るのは初めてですからセットアップしていても何だか緊張しちゃいます。「iMac」のセットアップはすぐに出来てインターネットに接続するまでに20分くらい、CMの売り文句のようにすぐ出来てしまいました。「Performa5320」の時には何冊も本を買ってソフトをそろえて、家内が一ヶ月くらいかかってようやくインターネットに接続出来ましたが、あの手間はいったい何だったんでしょうね。
「iMac」のセットアップは無事に終わりましたが問題はこれからです。現行のマックにはSCSIが無くなってしまったので今まで使っていた外付けのハードディスク(SCSI接続)からデータを移すのに、SCSIをUSBかファイヤーワイヤーに変換するコネクター、ケーブルがないと出来ません。インターネットや雑誌で調べて関する商品もいくつかリストアップしましたが、今ひとつ不安なので店員さんに聞いてSCSIをファイヤーワイヤーに変換する「FireRex1」というのを買ってきました。
説明書通りに接続して手順を踏んでやりましたが、これがうんともすんとも言わずハードディスクを認識しません。マニュアルを読むうちに「物によっては電源を供給しないと作動しない物もありその時は別売りのACアダプターを使用すべし」という一文を発見。
「こりゃ、また秋葉原に行かなきゃならないの」と思いましたが、うちにたくさん転がっているACアダプターで規格の合うのがあるかもしれないと「FireRex1」の規格を見るとこれがまたへんてこで「DC5V」のアウトプット。15個くらい転がっているACアダプターを見ていくと1.5V、3V、4.5V、6V、6.5V、9V、13Vといろいろあるのに5Vというのは見つからず、電気関係の物が放り込んである箱などをひっくり返しなお探すうちに一つ出てきました「DC5V」!これは「ザウルスポケット」のACアダプターでアンペアが少し少な目なのですが試しにやってみると何と!作動して簡単に認識。何だかよくわかりませんがパソコン関係はいろいろ思いつく限りやってみるものだなぁと思いました。
これで今まで使っていたはSCSI機器は無駄にならず使える可能性が出てきましたがまた問題発生。今使っているISDNのTAにはシリアルの端子しか無いことに気が付きました。間に合わせでアナログで接続すればいいことなのですが、インターネットやるのにISDNが使えないのは困りますのでニフティのISDNのフォーラム(こんなフォーラムがあるんですねぇ)でうちのTAに関するログやらメーカーのホームページで調べてみました。シリアルをUSBに変換するコネクターというのがいくつか出ていましてこのコネクターが8000円くらいします。TAは安いものだと10000円くらい。
今日秋葉原で店員さんに聞いてみると「動作保証のないコネクターを買うより新しくTA買っちゃった方が安いし安心ですよ」だって。
パソコンの周辺機器は日に日に高性能化、低価格化が進んでいますから、今まで使っていた機器を生かすためにややっこしいコネクターやらコードを買っていると金額的にあまり変わらなくなっちゃうというのは何だ変な話ですね。パソコンとプリンターの買い物のつもりが、新機種、新規格への移行がこんなにお金がかかってめんどうくさいものとは思いませんでした。
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「Performa5320」
PowerPC 100MHz 32MB HDD:1.3G
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「iMac 2001」 SUMMER グラファイト
PowerPC G3 600MHz 384MB HDD:40G
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新しい「iMac」は実にさくさく動いて気持ちいいです。そのさくさく具合にびっくりしているのは家内で、最近では一行打つごとに保存しないとフリーズというようなストレス満点の毎日を送ってきましたので、ウヒャウヒャ喜んでいます。
花火が終わってまた猛烈に暑くなりハァハァ言いながら過ごしていましたが、昨日の夕立でがくっと気温が下がり今日は曇りで1日涼しくて楽でした。
8月21日
8月12日に歌舞伎座の初日が明きましたが、話題の「野田版 研辰の討たれ」すごいお客さんの入りです。
前回更新したあとすぐ8月の稽古割りが出まして、歌舞伎座の稽古は8月7日からとのこと。6日までお休みは続きまして思いがけなく長い10日間の夏休みとなりました。休みといっても暑いしどこかに行くのも面倒なのでもっぱら毎日大掃除とパソコンまわりのセットアップ。
4月から旅に出ていましたので積み重なっていた譜面、附、台本、着物を収まるべき所に戻し、ついでに家中大掃除に取りかかりました。長いこと家にあって使ってないものは思い切って全部捨てて旅の間に買って溜まっていた雑誌、本も処分。着なくなった洋服などばっさばっさとゴミ袋に放り込んであたりを眺めてみるとずいぶんさっぱりしました。
「iMac」に今までの環境を移して、支障なく作業が進むようになりましたのでさて古い方をどうしようかということになりました。
5年前30万で購入した「パフォーマ5320」ですが現在の買い取りはたったの1000円!これじゃ秋葉原まで売りに行くタクシー代にもなりませんし送るにしても宅急便代にもなりません。愛着ある初めてのマックをこんな値段で売るのは悔しいので何かうまく使えないものかとインターネットで「Performa5320」「改造」などで検索をかけると200件くらいヒット。他にも雑誌やらオールドマックの改造本、ネットワークの本を読んでみると、古い機種をサーバーとして使うというのがありました。
パフォーマにEthernetカードを入れてiMacとLANを組むと、今まで使っていた周辺機器もそのまま使えますのでこれにトライしてみることに。秋葉原のマック専門店で「パフォーマ5320」で使えるPDSスロット用の10BASE-T : Ethernetカードとクロスケーブルを購入。パソコンのキャビネットを開けてマザーボードを引っ張り出すという生まれて初めての作業に取りかかりました。指定のスロットにカードを差してどきどきしながら起動すると拍子抜け、これが実にあっさり認識しません。再びマザーボードを取り出してみると差し方が甘かったようで、これを思い切りぐっと押して収めて再び起動すると「Ethernet」を認識、ケーブルでiMacと接続してファイル共有の設定をすると目出度くつながりました。
その後大きめのパソコンデスクを買って、和室に散乱していたiMac、パフォーマ、周辺機器、ごちゃごちゃになっていたケーブルなどようやくきれいに収まり新機種に古い機種、上手く機能するようになりました。
7日から8月歌舞伎座稽古開始。私の今月の仕事は話題の「野田版 研辰の討たれ」です。今まで「研辰」は勘九郎さんで2度やっていますが、今回の野田さんの脚本は今までのものとはまったく別物、したがって黒御簾の方も今回新しい附になりました。
業平橋と錦糸町の中間あたりにある「すみだパークスタジオ」で実際の大きさで道具を組み9日までここで稽古。演出をする野田さん、生で初めて見ました。11,12日に国立小劇場で「音の会」がありましたがこれの稽古も時同じくして始まりまして、両方の稽古割りを眺めながら三宅坂から業平橋に行ったりこの逆に動くひともあり、連日皆大忙し。「寺子屋」の稽古には仁左衛門さんが指導にいらっしゃっていました。
10,11日と歌舞伎座で舞台稽古。道具、仕掛け、照明などとにかくいろいろ趣向が多いですし、終わってからの全員客席に集まってのダメ出しと結構時間がかかりました。
11,12日の昼間は「音の会」本番。「藤娘」の演奏ですが、普通の正面の山台に長唄囃子と並ぶいつもの演奏形態ではなく主役のお囃子さんが正面に並び私たちは上手、バックには藤の花が下がっているという舞踊の舞台面での演奏でした。
12日は歌舞伎座初日。「野田版 研辰の討たれ」大きな拍手で幕が明きました。この舞台を待っていたというお客さんばかりですから客席のテンションも高く何となく異様な雰囲気。
初日の舞台、トラブルもなく無事に終わってホッとしました。
舞台稽古で黒御簾に入って「ん?」
よく考えたら今年歌舞伎座の黒御簾に入ったのは初めてで、しばらく来ないうちにずいぶん様子が変わっていました。私たちの座る床几ですが今までは3人座ると一杯だったのが幅も長さも大きくなりゆったりとした感じになりました。
8月19日 F1 ハンガリーGP。
祝 ミハエル・シューマッハ 2001年ワールドチャンピオン決定!
やりましたね!前2戦ちょっとつまずいていましたが、このハンガリーで決まりました。それにしてもシューは強い。
稽古が始まるまでの休みの間は暑くてだめでしたが、このところ8月とは思えない涼しさが続いていますので久しぶりに自転車に乗っています。薄曇りで風はヒンヤリしていて実に快適。走り始めたら暑くなるだろうと思ったらちょっとスピードを出すと腕や足など露出しているところは寒い感じ。荒川の河川敷はしばらく来ないうちにまた整備されて気持ちよく走れるようになりました。
台風が近づいていますのでみなさまご用心を。