12月31日更新

12月26日分からアップしてあります

12月31日

昨日からお休みになりましたが、連日朝から大掃除です。
ダイソンで掃除機かけまくり!相変わらず強烈な吸引力で気持ちよくゴミを吸い取っていきます。

午後は大晦日お決まりの「並木の藪」へお蕎麦を食べに行きました。今日は外に結構並んでいまして、40分くらい待ってやっと入れました。
熱燗一本に鴨南、天そば、もり1枚、美味しかった〜
ここの鴨南の鴨肉は厚くて脂身もたっぷりしています。口に入れ噛んでいる間のこの脂身の旨味、至福のひとときです。
体も温まり気持ちよく酔っぱらって、ちょっと浅草をぶらぶらしてお年賀の品を大量に買い込んで先ほど帰ってきました。

片づけしていたら今年もらった當祝(大入袋)が出てきました。


今年はコクーン歌舞伎、勘三郎さんの襲名で4公演、出囃子の立三味線、播磨屋さんの学校巡回、といろいろ責任のある舞台を任されてきて、仕事の上で激動というかダイナミックな変化のあった年でした。
當祝を見ているうちに、今年1年の苦しかった事楽しかった事…思い出しまして、今あらためて全部無事に乗り切れて本当に良かったなぁと感じております。

来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆さま良いお年を。

12月29日

今日は11時から六つの舞台稽古がありました(「勧進帳」と「切られお富」を除く)。「金閣寺」や「俊寛」など道具の大きなものがありましたが、まあまあ順調に進みまして…といっても最後の「松竹梅」が終わったのはかなり遅くなりまして夜9時半。
お終いの方は結構しんどかったです。

まぁどうにかこうにか、これでめでたく2006年仕事納め。
今日から3日間お休みですが、大掃除してどたばたしているうちに年が明けて初日になってしまうんですね。

もう二十数年こういう年末年始を過ごしているわけですが、毎年の事といいながらどうも慌ただしいです。

12月28日

昨日から稽古が始まりました。
久しぶりの銀座に久しぶりの歌舞伎座。やっぱり良いですなぁ。

覚えなきゃいけない二曲「廓三番叟」「松竹梅」。
「廓三番叟」は今までに、2公演ということは50回、弾いていますのでどこか記憶に残っているのでしょう。京都にいる間に楽屋で浚っていてなんとかなりました。

しかし厄介なのは「松竹梅」。
「松」「竹」「梅」それぞれ10分くらいで短いものなんですが、このうちの二曲が実に覚えにくい曲。なかなか頭の中で流れてこないんです。京都にいる間に形をつけようと思っていたんですが挫折、ちょっと焦り気味で家に帰ってきました。
救われたのは昨日今日と稽古の開始時間が遅かった事。
午前中に集中して稽古できたのでどうにか頭に入って、今日の稽古では譜面をはずして迷わず弾けました。
あ〜、ちょっと肩の荷が下りた感じ。

久しぶりの播磨屋さんの「俊寛」、いいなぁ。
お稽古見ていて感激しました。
「俊寛」では「上下(うえした)」といってお芝居のお終いの方ですが、瀬尾との立廻り、舟を見送るところ、幕切れに「千鳥の合方」を竹本の三味線と合奏する部分がありまして、来月は私がそれを弾かせて頂きます。舞台上手上方の御簾の中で弾くんですが、これって「俊寛」の一番良いところを特等席で見ているような状況でして、弾きながら毎日感動!ジ〜ンとしてしまうのですね。
客席からも見えると思いますので、ご観劇中気が向いたら探して下さい。

明日は…あ、もう今日になってました。舞台稽古です。

12月26日

や〜っと千穐楽になりました。

ちょっと早めに楽屋に入って、私たちも役者さんのお部屋にご挨拶にまわります。千穐楽ですから楽屋中のあらゆる人が千穐楽の挨拶に楽屋中ぐるぐる回っていまして、楽屋の廊下は大勢の人ですれ違うのも大変。

長唄の楽屋でも東京に送るボテ(ジュラルミンのトランク)を詰める算段をしたり自分の荷物を整理したり、毎月のことながら千穐楽というのは慌ただしいです。
午後2時、私の仕事はつつがなく終了。
片づけて楽屋を出ると雨がかなり強くなっていまして、川端通りでタクシーを捕まえる間にびしょ濡れ。

2時46分の、のぞみに乗って京都をあとにしました。
今日の天気、夜にかけてますます大荒れになると言う事は聞いていましたが、東京に近づくにつれて窓をたたく雨はますます強く、東京駅に着いてタクシー乗り場に行くと長蛇の列。土砂降りの雨でタクシーも忙しいのか、駅に入ってくる空車はちらほら。寒い中を30分ほど待ってタクシーに乗る事が出来ました。

家に帰ってきてしばらくすると今晩着く予定になっていた宅急便がドカーンと8個来まして、玄関は段ボールとトランクの山。
すぐにバラシに入りまして一つ一つ収めるところに収めて、とりあえず片づけ終わり。

いやー、しかしまぁ年末に台風のようなすごい雨。今晩中降り続くそうですが、明日は晴れて季節はずれの暖かさになるとのこと。
へんてこな陽気ですね。

明日から稽古です。

12月21日

残すところ1週間、部屋の片づけを少しずつ始めて、帰りモードになってきました。
今月で連続4ヶ月となった旅芸人生活もやっとお終い。お正月は歌舞伎座です。
お仕事は昼の序幕の「松竹梅」と「俊寛」に夜の序幕の「廓三番叟」です。
「松竹梅」というのは普通にある長唄の曲ではなく、いろいろな曲を集めたもの。
短いけど今までに弾いた事のない曲もあったりして覚えなきゃなりません。
「廓三番叟」は2000年のお正月以来で、これもほとんど忘れていますので覚え直し。
というわけで京都生活後半は譜面とにらめっこ、覚えものの毎日となっております。

今日は「終い弘法」、東寺へ行ってきました。

私、クレー射撃に大変興味があります。ずいぶん前からやってみたいなぁと思って、所持許可の講習を受けに行きたいのですがなかなか実現しません。で書店をフラフラしていたらこんな雑誌発見しました。
読み出したらますますやりたくなりました。

12月15日

13日は中日。
折り返し地点にきたんですが、今月の場合はお仕事が楽で早上がりのせいか「もう中日」という感じ。そろそろ来月のものを準備しないとならない時期になってきました。

今週は京都方面お天気が悪いので、6時頃夕ご飯を済ますと深夜までDVDやビデオを見る毎日が続いています。
香港映画、好きなチョウ・ユンファの香港の黒社会モノばっかりを続けて6本見ました。少々物騒な映画でありますが、ジョン・ウーツイ・ハークというお二方の作品はとにかく強烈。男の義、銃撃シーンで使う銃弾の数世界一、白い鳩などなど、いろいろな事に半端でないこだわりが好きです。
あとはマイナーなアメリカの空軍モノ。スティルスとか戦闘ヘリの出てくるやつも借りたんですが、これもまぁまぁ面白かったです。

今年の春頃から「24」を見始めたんですが、私もすっかり中毒のようになりました。
ハラハラして疲れるんですがもう止まらん止まらん、で「シーズン4」まで通して見ちゃった。「シーズン4」の最後は本当に衝撃でした。
今「シーズン5」がレンタルに出ていますが、その前に待ちきれずに「シーズン5」のノベライズ本を読んじゃったんです。これがまた面白くて止まらない。
シリーズ最大の危機を乗り越えたと思ったら、ラスト2ページくらいにとんでもない事が起こりまして、ショックでその晩は寝られませんでした。
「シーズン1」以前のCTUが舞台の「24」の小説が3つ出ているのを書店で発見して、今はそれを読んでいます。早く「シーズン6」見たいなぁ。

近藤芳正さんの「ハゲレット」のDVD、久しぶりに見たんですが、可笑しかった。

12月11日

お天気が良いので、神戸に行って来ました。

まだ2,3回しか乗った事のない阪急電車に乗って3時半ころ阪急三宮に到着。
トアロード、元町、南京町をぶらぶらしてから、メリケンパーク(初めて行きました)できれいな夕焼けを眺めて再び大丸方面へ。

ルミナリエに並ぼうかなぁと思ったんですが、開始までにまだ1時間、その間にも人は増えてきてちょっとくたびれてしまいまして、まぁ、ルミナリエは前に一度見た事がありますので6時頃三宮を出て一旦梅田へ。ヨドバシカメラをぶらぶらして帰ってきました。

トアロードのデリカテッセンでサンドイッチ食べたかったんですけど、12月は2階のサンドイッチハウスお休みという事で残念!

12月9日

「原了郭」の黒七味、買ってきました。
何と言ってもご当地、近くにいるからいつでも買いに行けると思っていると、なかなか買わないんですよね。で、今日思い立って買ってきました。
今まで入れ物は丸い竹筒でしたが、新しく木の筒が出ました。こっちの方が高級感があります。今までの丸の竹筒は八角形になりましてこちらも格好良いです。

三日ほど前に買った「白菜四分の一カット」があったのでこれをザクザク切って茹でまして、ポン酢がないので小豆島は「正金」のお醤油(実に濃厚な味わい)に黒七味をドバッと振りかけて昼ご飯に食べました。
美味しいなぁ、黒七味。
白菜四分の一は茹でても結構量がありまして夜までお腹が空きませんでした。

ただ今、カレー制作中。昨日から仕込みにかかったんですけど、タマネギ炒めるだけで筋肉痛になりました。
明日はカレーパーティーの予定です。

12月6日

早いもので京都に来てから10日。
仕事の方はすっかり落ち着いて、毎日2時にはお役御免で楽屋を出ております。
昨日は嵐山、祇王寺、滝口寺、常寂光寺に行ってきました。
紅葉も、もうそろそろ終わりだし平日だしと思っていったら、まだまだすごい人でした。

滝口寺は好きなお寺の一つです。
長唄に滝口入道と横笛の悲恋物語を題材にした「横笛」という名曲があります。私自身この曲が大好きという事もあるんですが、ここに来て何かこう二人の事に思いを馳せると「横笛」が頭の中を流れてグッと来てしまうんですね。

昨日の珍事
嵐山から帰ってきまして、夕方マンションにいました。
何か用をしているうちにどこかでサイレンが鳴っているのに気が付きました。遠いところで鳴っているので近所の駐車場か何かの音かな、と別に気にもとめずテレビ見ていたら、いきなりこの部屋の警報機が鳴り始めて全館のアナウンス

「6階で火災が発生しました。すみやかに避難して下さい」

??火災?

ドア開けて外を見ても静かでこれといって異常もないようですが、とにかく火災というのは穏やかじゃないし、頭の真上で大きな音で「避難しろ避難しろ」といっているので着替えて外に出るとエレベーターはすでに「停止」
仕方ないので12階から階段で下に向かいました。
途中問題の6階を恐る恐る覗いたんですが変な臭いもしないし、しーんと静まりかえっています。そのうちぞろぞろマンション中の人が下りてきまして、外に出て上を見上げたりしているところに警備会社の人が到着。
結局誤報だったそうで30分後にはエレベーターも動き部屋に戻りましたが、あんなに大きな音で火災警報が鳴るとちょっとビビリますね。

12月2日

11月30日に顔見世の初日が明きました。今回は昼の2時頃、体が空いてしまいますので(とても嬉しい!)空いた時間に最後の紅葉を求めてあちこち歩き回っております。

今までに行ったところ…
永観堂、南禅寺、清水寺、東福寺、醍醐寺

今年は暖かかったせいか、まだたくさん残っていました。

清水寺

永観堂

東福寺

南禅寺


11月26日

22日
岡山県矢掛町立中川小学校の公演終演後、新倉敷から新幹線で東京に戻ってきました。

23日「蕪伎会」当日。
この会、今までに何回かお手伝いさせて頂いているのですが、何と言ったらいいのかな。
とにかく芝居好きの方が、踊り踊っちゃったりお芝居したり台詞劇をやったりという
お楽しみ会です。
中入りではイヤホンガイドや演劇評論でお馴染み、小山観翁先生の「お楽しみ講座」がありまして、これはもう好きな人にはたまらないマニアックで面白いお芝居のお話、私もいつも楽しみにしています。

会場は浅草なのでうちからすぐ。
11時半頃、雷中会館に入って下ざらいでやらなかったものを舞台で合わせたりしているうちに開演時間。演目のほとんどを弾いているので、始まると座りっぱなし。怒濤のように進んで4時半頃お開きとなりました。

その足で東京駅に向かい予定より40分くらい早い新幹線に乗る事が出来まして、岡山へ。新大阪を過ぎる頃から雨が降ってきて、岡山に着いたら土砂降りの雨。ちょっとくたびれたので早々に就寝。

24日は瀬戸市の国府小学校へ。
千穐楽なので播磨屋さんのお部屋にご挨拶に伺いました。
この日は2回目の給食。
メニューはどういう偶然か、前回と同じく「中華丼に餃子2個に牛乳」
前回とは味が違ってこれまた美味しかったです。

播磨屋さんのかねてよりの念願だったという今回の学校巡回の旅。
毎日公演して子供達の反応を見てきましたが、やり甲斐があってとても意義のある公演だと思いました。私自身も毎日楽しくやらせていただきまして、次の機会また参加させて頂けたらいいなぁ。

終演後バスで岡山駅に向かい、新幹線で東京へ。
しかしまぁこの3日間。700キロを越える東京、岡山間行ったり来たり、
3回目のこの日はちょっとしんどかったです。風邪の症状が悪くなってきました。

25日、お休み…ですがお医者さんに行って、京都行きの荷物を作って、来月の資料を揃えて、他にもやる事がたくさんあってあっと言う間に終わってしまいました。

26日、お昼頃の新幹線で京都へ。
また新幹線…、ちょっとげんなり。
マンスリーマンションの鍵の手続きをして、4時頃マンションに着きました。
あー、何だかくたびれた。

稽古は明日からです。

11月21日

休みが終わって20日は広島県安芸太田町の殿賀小学校です。ここは今回の旅で生徒数が一番少ない小学校。何と総生徒数19人です。
生徒数の多い学校では馬に乗ったり立廻りをやったりするのはごく限られた人数しか体験できませんが、この日は人数が少ないので特別サービス。
馬も全員乗る事が出来て立廻りも交代で全員参加。普段ですと見ている生徒さんがたくさんいるのに、ここでは何か始まると生徒さんが皆出払っちゃいますので、今日の観客は父兄の皆さんだけ。
体育館が小さかった事もあり、細かいところまでよく伝わって良い公演でした。
支度がすんで帰りがけ。スタッフの一人が「バスに乗りたい人!」といったら生徒さん全員で「はーい」だって。
生徒さんと先生方に見送って頂いて、殿賀小学校をあとにしました。

21日は前日とは反対で今回一番多い生徒数、724人。
広島市立五日市観音小学校に来ました。
昨日は全員参加できたのに、今日の馬に乗る競争率は約100倍。選ばれた子供は乗り終わって席に戻るともうヒーローのような感じ!もう羨望の的です。
700人の子供のパワーはすごいもので、賑やかなうちにワークショップ終了。
終演後バスで広島駅に戻り、新幹線で最終宿泊地、岡山へ。
この旅、残すはあと2校となりました。23日は祝日なのでお休みですが、私は23日に個人的な仕事がありまして22日の公演終了後一旦東京に戻ります。23日の仕事が終わったらその足でまた岡山に戻りまして、翌24日に瀬戸市立国府小学校で千穐楽を迎えます。

11月19日

先週は出雲を出発して島根県大田市、山口県防府市、広島県内で3校とやってきました。連日結構長いバス移動がありましたので、4日ほど前にガクッと疲れてしまいまして風邪を引きかけて少々危うかったです。14日から広島7連泊で、終わってからはちょっとのんびりできまして、広島の街を歩き回っています。

この旅では毎日お昼はお弁当が出るのですが、17日はこの旅初の給食でした
家庭科室のようなところが芝居関係者の食事会場になってまして、この日のメニューは「中華丼と揚げ餃子2個に牛乳」
私が小学校の頃の給食ってとにかくまずい、という印象しかないのですが、今日の給食は食べてびっくり、美味しかったですね。
器がのった小さなお盆をもらって席に着き、食べているうちに給食談義に花が咲きました(給食を食べたのは何十年も前なんて人ばっかり)楽しいお昼ご飯でした。

楽屋になる部屋も今日は普通の教室。部屋にあるのは生徒さんの使う小さな机に椅子。これを並べて楽器を置くスペースやらを作りましたが、何といっても椅子が小さい!。
おしりが半分くらいしか乗らない可愛い椅子でしたがみんな無理矢理座っていました。

「こんにちは」の挨拶責めは毎日の事ですが、今日は「握手して」という子がいっぱいいて何だか面白かったです。

2週目もどうやら無事に終わりまして、土曜日曜はお休み。週間予報では最初天気が良さそうな感じだったのに、土曜は曇りのち雨、日曜は確実に雨という事で、土曜日は宮島に行って来ました。

そうそう、14日の読売新聞の朝刊に今回の公演の記事が出ていたのご覧になりましたか。
播磨屋さんが先生に隈取りをしている写真が出ていました。

   11月16日

月が錯綜して自分でも訳がわからなくなってきましたので、日記の8,9月と10,11月を整理しました。8,9月の分はバックナンバーにアップしてあります。

昨日「生カキ入りお好み焼き」食べました。ソテーしたカキが広島風お好み焼きの上にのっかっているんですが、美味しいカキでした。お好み焼きも美味!

   11月12日

11月6日に鳥取県は岩美町立岩見小学校から始まった「歌舞伎ワークショップ」の旅。
これまでに5つの小学校で公演をやって来ましたが、どの学校に行っても子供たちの
反応が素直で新鮮、見ていてとにかく楽しいです。

今時の子供が、歌舞伎の作り物のイノシシや馬を見てどう思うのかなと思いましたが、
これがもう大変で体育館中大騒ぎ。
イノシシでかなり沸いたあと次に馬が2頭出てくるんですが、播磨屋さんが一通り説明
したあと「ではこの馬に乗ってみたい人!」というと一斉に「ハーイ」
ほとんど全員が手を挙げます。

乗ることのできるのは6人位なのでこれは大変な競争率です。
馬に乗っている子供はおっかなびっくり、嬉しいの半分緊張半分。
見ている子供は「いいなぁ」なんて言いながら手を振っている。
それを横で見ている播磨屋さんは本当に楽しそう。

ある学校で廊下に生徒さんが書いた歌舞伎の絵がたくさん展示してありまして、ずっと
見ていくと中に勧進帳の弁慶と思われる絵がありました。
衣装、形はなかなか良く書けているんですが、顔(隈取り)は「KISS」になっていまして思わず吹き出しました。

廊下で子供達にすれ違うと挨拶の「こんにちは」30連発攻めのような状態になり、着物で歩いていると「刀は差さないの」なんて言われたり、子供のエネルギーに圧倒されながらも毎日楽しくやっております。

「歌舞伎ワークショップ」内容をざっとご紹介します。
第一部の「歌舞伎の見方」では歌舞伎に登場する動物、ツケ、見得、立回り、音楽、効果音などを播磨屋さんが分かり易く解説。途中生徒さんも参加して体験しちゃおう、という45分間。
第二部は長唄囃子の演奏「勧進帳より瀧流しの合方」、舞踊「雨の五郎」「鷺娘」

最初の1週間が終わりましてただ今、島根県は出雲に滞在中です。学校巡回なのでこの旅では土日はお休み。
鳥取県の「国宝 投入堂」で有名な三仏寺。最初のお休みにはここに行こうと思っていたのですが、この週末の宿泊が出雲市駅前。戻るにはちょっと距離が離れてしまったのと、
あとはお天気。この週末、島根県は荒れ模様の天気で予報は確実に雨。
「投入堂」にいくには鎖場や木の根道の本格的な山登りを小一時間しなくてはならないのです。そのため雨天は入山禁止になるということなので、残念だったのですが今回は断念しました。

話は変わりましてカメラの事。

去年の夏、デジタル一眼レフを買おうかなぁ、と思っていざ実物を触ってみると、どれもプラスチックボディでどうも気に入らない。
結局中古カメラ屋でブロニカのでかい金属製、6×6カメラを買ってしまったという事がありました。

その後、これといってデジタルには興味もなく何てことなかったのですが、今年の夏過ぎから気になるデジタル一眼レフがたくさん出てきました。画素数も1000万を超えて雑誌の評を見てもいい感じ。
インターネットの製品レビューや書き込み、雑誌、あらゆるものを読みあさりまして、
明るいファインダーと金属ボディーが決めてとなって「Nikon D200」を購入しました。

Nikonの「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18~200mm F3.5~5.6」というレンズ。
これ去年の暮れに発売されたのにもかかわらず1年経った今でも購入に何ヶ月も待つ、という人気レンズ。どこに行っても在庫なしの予約待ちですというのを聞いていましたので無理だろうなと思っていたら、やはり新品は在庫無し。
しかし!何とラッキーな事にその日に入ったばかりの中古があるとの事。見せてもらうと元箱入りの新品同様で、迷わず購入決定。

何といってもデジタル一眼レフは初めてなので、わからない事だらけ。使いこなすには
相当時間が掛かりそうです。
来年の2月には「とろう会写真展」もありますので、今度はデジタルでやってみようかなと思っております。



11月5日羽田空港にて「Nikon D200」お撮り初め

この日は満月で、大きくて明るい月の光跡が海にくっきりと浮かんでいました。
夕焼けにはよくこういう絵を見ますが、月でこんなに明るく見えたのは初めて。
幻想的でありました。実際にはもっとすごかった、ちょっとドキドキしました。

第2ターミナル出発ロビーです。2枚とも「D200」にて撮影

前回の日記にディズニーランドの写真、追加アップしてあります。下の方をご覧下さい。

11月1日

11月は、山陰山陽方面をまわる小学校での歌舞伎ワークショップ巡業に行きます。
播磨屋さんが司会を務められるのですから豪華ですね。
出発が5日とちょっとゆっくりなので、帰ってきてから1週間休む事が出来まして
助かりました。

10月最後の日曜日、ハロウィンのディズニーランドに行ってきました。
趣向を凝らした仮装している人がいっぱいで、いつもと違った雰囲気。
お天気も良かったのですごい人出でした。
中でもハロウィンバージョンの「ホーンテッドマンション」は大人気で、何と150分
待ち。でもしっかり並んで見てきました。


ディズニーランドの写真 「RICOH Caplio R4」で撮影

明日は巡業の稽古です。
仕事だと1週間というのはなかなか過ぎないのに、休みだとあっと言う間です。
さぁそろそろ仕事モードに戻らないと。


10月25日

今日名古屋は千穐楽。

10月は私のキャリアの上で忘れられない公演となりました。
というのは、中日以降ですが「藤娘」「操り三番叟」の立三味線を勤めさせていただいた
ことです。黒御簾の舞台師というのは最近はほぼ毎月弾かせていただいていますが、
本公演での出囃子の立三味線というのは初めてです。
今まで勉強会などでタテをやらせて頂いてその緊張感や責任の重さなどわかっている
つもりですが、本公演でタテを弾くというのは、自分がどんな状態になるのかちょっと
想像がつきませんでした。
月前半は同じ流派の先輩が弾いていらっしゃったものを引き継いでやるわけですが、
自分に果たして勤まるのか、その日が近づくにつれて本当に憂鬱になりました。

本番の舞台のが終わったあとテープを聴いて、自分で弾いてみて全体のイメージを
自分の中に作る、という作業を毎日繰り返して、いよいよタテを弾く最初の日。
もうここまで来たらやるっきゃないし、とにかく一度やってみなけりゃわからない
というのが正直なところで、緊張の1日目が始まりました。
弾き終わってみて自分でも意外だったのはドキドキしたり手が震えたりという事が
全然無かった事です。
思いの外、冷静に弾く事が出来まして、これは我ながらびっくりでした。
しかし毎日弾くうちにはいろいろなことがあります。
演奏中の諸々の反省点、ノリ、掛け声、踊りを見るところ…などを直しながら、
どうやら千穐楽まで勤める事が出来ました。

4時半に終わって片づけして名古屋駅に向かったんですが、新幹線はこの日早朝の静岡駅での人身事故でダイヤが乱れに乱れておりました。
そこに来て指定をとったのぞみがこの影響で運休。
ホームに行ってみると実際には5分程度の遅れですが、指定を取った電車が運休では仕方がないので、ちょうどホームに入って来たひかりの自由席に乗ることにしました。
「こんな状況だから混んでいるんだろうな」といざ乗ってみたらこれが意外に空いていて、すぐに座れまして一安心。
これなら指定の電車より10分早く着くな、なんて考えているうちに緊張が緩んだのかやたら眠くなりましてしばらく居眠り。
目が覚めたら小田原を過ぎたところ。

もう間もなく新横浜、といううところで順調に走っていた新幹線が急にストップ。
「東京駅が満線のためしばらく停車します」だって。
ここからが大変で新横浜駅の手前で25分遅れ、新横浜を出てからもぽつぽつ止まって結局東京駅着は55分遅れでした。

あーあ、くたびれた。

来月もまた巡業で、すっかり旅芸人化していますが、出発が遅いので10日近くお休みがあります。助かった!

10月12日

名古屋に来て2週間、早いもので明日は中日です。

10月の名古屋ってお天気が良くて爽やかな印象があるのですが、珍しく雨の多い1週目でした、
先週の連休前日、東京ではすごい大荒れの天気だったそうですが、その日に家内が名古屋に遊びに来ました。(先月に引き続いて張り上がった三味線を持って)
名古屋はその日以降カラッと晴れて、爽やかな秋晴れ。
その気持ちよく晴れた先週末はF1日本GP。
シューマッハの引退、同点でのチャンピオンシップ争いなどなど話題の多い、今年で一旦終了となる鈴鹿。
こんな近所にいるのに見に行けないのが残念で、昼夜の間にホテルで生中継を見ていました。
3時頃楽屋へ行くのにホテルを出て歩いていたら家内から電話。
「シューマッハ、止まっちゃった!」 「えっ!…」 
上海で同点に追いついて、もしかしたらチャンピオンになって引退かななんて思っていたのに、まさかマシントラブルでレースを終えるなんて本当に残念。

先日「中日ドラゴンズ」が優勝しまして、ご当地名古屋ではあっちもこっちも優勝記念バーゲンで賑やかでありますが、昨日の「操三番叟」での可笑しかったこと。

開演前に舞台にいらっしゃった翫雀さんの三番叟の隈取りのお顔を見るとほっぺたに「C」と「D」、おでこに紅でドラゴンズのマークが小さく書かれていて長唄囃子一同大爆笑。
開演して何となく客席を眺めていましたが、前の方のお客さん何人か気が付いたみたいでした。

BEN'S CORNER TOP